コスタリカの助けで救助された当時の捨て犬レオン / CAARCR
死ぬ危機に瀕した捨て犬のために、自分の血を喜んで分けてくれた愛犬がいて、静かな感動を与えています。
話は今から2年前の2018年にさかのぼります。
動物救助団体「チャーリーの天使-コスタリカ(Costa Rica)」の設立者タニア·カペルーティ(Tania Cappelluti)は、残酷な現場を見かけます。
当時、長い間放置されたせいで死ぬ危機に瀕した捨て犬レオンを発見しましたが、状態は一言で最悪でした。
コスタリカの助けで救助された当時の捨て犬レオン / CAARCR
全身が傷だらけで、長い間飢えていたため、体は痩せており、やっとのことで頭を上げられるほどの力がなかったんです。 いったい何があったのでしょうか。
今まで見てきた捨て犬たちよりとても深刻な状態だったというティナアカペルティは急いで動物病院に向かい、捨て犬レオンを助けるために孤軍奮闘しました。
しかし、貧血があまりにも深刻で、他の子犬の献血が必要だったし、彼は自分のフェイスブックを通じて、輸血が急がれるレオンについて話をし、周りに助けを求めました。
幸いなことに、親友のホセ·ロボ(Jose Lobo)がお便りに接し、自分の愛犬「ノルマン(Norman)」が駆けつけて血液検査を受けた後、捨て犬のために献血することになります。
献血準備中のホセ・ロボの愛犬ノルマン / CAARCR
愛犬のノルマンは何度も行われた血液検査で屈せずに耐え、自分が何をしているのか分かるかのように死に瀕している捨て犬レオンのために、喜んで自分の血を分けてあげました。
おかげで捨て犬のレオンは輸血に成功し、健康を回復するなど見違えるほど良くなったそうです。
自分のことのように血を分けた愛犬ノルマンのおかげで、捨て犬のレオンは奇跡のように生き延びることができました。
一方、捨て犬のレオンは今後、新しい飼い主に養子縁組される予定だというが…。 互いに配慮し合い、助けの手を差し伸べてくれたおかげで、放置され死にそうになった捨て犬レオンには、新しい人生を生きることができました。
健康回復中の捨て犬レオン / CAARCR