KUSI News
ある悲惨な火災現場の前で、消防士と一人の男性がもみ合っていました。
熱い炎に燃えている家の中に入るという男を消防士たちが引き止めていたのです。
男は一体どうして火災現場に入らなければならないと言ったのでしょうか?
英日刊デイリーメールなどによると、消防士の引き止めにも、燃え盛る住宅に飛び込んだ男性がいました。 男性の名前はグズマン(Guzman)でした。
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アメリカのカリフォルニア州サンディエゴに住んでいる彼の家では原因不明の火災が発生したのですが。 通報を受けて出動した消防士たちが火災鎮圧に脂汗をかいていた時でした。
飼い主のグズマンは、自分の愛犬"ガバ(Gabbana)"が
逃げ遅れたことに気づき、家に閉じ込められている犬を助けようと家に入ろうとしたのです。
しかし、火の手があまりにも強かったため、消防士たちは危うくなりかねない状況を憂慮して彼を引き止めたのです。 しかし、彼に消防士たちの言葉が聞こえませんでした。
彼の頭の中には、世の中にたった一つしかない大事なペットのガバナの心配ばかりでした。 結局彼は消防士たちを突破して火の中に飛び込みました。
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消防士たちも彼を止めるには力不足でした。 それから数分後、奇跡のようなことが起きました。 グズマンがペットのカバナを無事に連れて外に出たのです。
ただ、腕をやけどしましたが、彼は愛犬ガバナを無事に救出できたことに安堵のため息をつきました。 彼は現地メディアとのインタビューでこのように述べました。
"ひたすら我が犬だけを考えました。 家の中に入って躊躇いなく子供を救いました。 なぜって? 僕の家族だからです。"
妻そして愛らしい2人の娘と同居しているグズマンは、火事になった家でわずか2ヶ月しか暮らせなかったそうです。
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突然の火災で全財産を失ったが、彼は愛犬まで失うことはできなかったと告白します。 彼は最後にこう言いました。
"愛する犬を失っていたら、私と私の家族はみんな挫折していたかもしれないです。 私の考えに同意される方々がいらっしゃると思います。"
火事が起こった家に閉じ込められ、どうすることもできないペットを救助するため、裸で炎の中に飛び込んだ飼い主グズマン。
その話に接したネットユーザーらは、愛犬を救助するため、喜んで自分を犠牲にしたグズマンの勇気に熱い拍手を送りました。
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