Daily Mail
2年前、ゆっくりした足取りで家出したペットのカメが、再び飼い主のもとに帰ってきて関心を集めています。
英日刊紙デイリーメールやザ·サンなどは、"3年前の2017年、家出した亀が、それも飼い主が20年前に住んでいた昔の家で発見された"と報じたことがあります。
お便りはこうです。 イギリスのシュロップシャー州ミドルトン出身のソフィー·ベバン(Sophie Bevan)は、当時10歳のウシガメのアニ(Arnie)を飼っていました。 彼女には亀アニは少し特別でした。
娘が幼い頃、クリスマスのプレゼントにアニを家に連れてきたからです。 ある日、亀のアニがドアの開いた玄関のドアからどこかに消えてしまったのです。
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彼女は何ヶ月間亀の兄さんの行方を捜してあきらめるしかありませんでした。 もう季節は2回も変わったあとだったし、もう拒否でないと生きていないと思っていたのです。
亀の子が家を出てから2年が経ち、ソフィー·ベバンは20年前に住んでいた近所の住民から電話を受けるようになります。
近所の住民が偶然、亀ではないと発見し、彼女に電話をかけたのです。
電話に出た彼女はとうてい信じられず、住民が送ってくれた写真を比較してみると、2年前に消えた亀のアニが合いました。
The Sun
亀の背中には緑色のペンキの汚れがついていましたが、これは彼女の娘が幼い頃に採っておいたまさにその緑色のペンキでした。
しかし彼女を驚かせたのは20年前に買った家で発見されたという点です。
それも、現在住んでいる家から地図で見て約1.6キロメートル離れたところだからです。
この2年間、亀の穴は1.6キロの距離を歩いて行ったというわけです。
ちなみに、亀が地上を歩く時の平均時速が0.4キロメートルしかないそうです。
Daily Mail
ソフィーさんは"2度の冬を外で過ごしたのに幸いにも怪我はありませんでした"と語りました。
続いて"しかし、アニはここに住んだことがないのに、ここまで来たのを見ると、家族の匂いを嗅いだかもしれません"と付け加えました。
一方、亀は習慣の生物であり、信じられないほど追跡本能が発達しているといわれています。 特に、孵化した地域に帰る道を探すのが上手ななど、珍しい本能を持っているそうです。
2年前に家出した後、死んだとばかり思っていたカメアニを、20年前に住んでいた家で探した彼女と、2年後に飼い主の胸に抱かれたカメアニ。 どうか末永くお幸せに。