絶滅の危機に瀕したベンガル虎を連れてショッピングモールに現れた女性

BY アニマルプラネットランドチーム
2020年 09月 09日

애니멀플래닛twitter_@ZaiPorras


メキシコのあるショッピングモールで、若い女性が絶滅の危機に直面しているベンガルトラの赤ちゃんをまるでペットのように連れてきた姿が捉えられ、非難浴びています。


ツイッター利用者のザイラエム(Zaira M.)は現地時間で6日、自身のツイッターで首都メキシコシティのショッピングモールで撮った写真を公開し、ネットユーザーの間で議論が巻き起こっています。


公開された中には、ハーネスを着用させたベンガル虎とその横には首輪を持つ女性の姿が写っていました。


写真を掲載したザイラーエムは「ショッピングモールでベンガル虎を散歩させている女性を見ました」とし「ベンガル虎は絶滅危惧種に分類されています」と主張しました。


もう一枚の写真には、名品売り場のような場所に座っているベンガル虎の後ろ姿と、車両に乗っているベンガル虎の姿がそれぞれ写っていたのですが、


애니멀플래닛twitter_@ZaiPorras


ネット上ではベンガル虎の姿が写った写真と文章が急速に共有され、論議が起きました。


自分を写真の中の女性だと明らかにしたある女性は、不法ではないと主張し、メキシコ環境省が定めた要求事項を満たせば、希少動物を飼うのは合法だと反ばくしました。


女性の反論の書き込みは直ちに削除されたと知られています。 現地メディアによると、メキシコ環境当局の規定により、個人が希少動物を所有するためには当局の許可が必要です。


当局は女性がベンガル虎について虎を所有するようになった経緯などを調査中だと伝えました。 果たして調査結果がどのように出るのか、帰趨が注目されます。


一方、ベンガル虎は国際絶滅危惧等級でも「危機」に属する種で、現在4000頭余りしか残っていない状況です。


애니멀플래닛twitter_@ZaiPorras